第6回 ヤヨイセブンさん


「スケートとタンコブ」

どうも〜、ヤヨイセブンですぅ〜。なんでヤヨイセブンなのか?って、聞かれると少し困ります。そんなに深く考えてなくてふと思いついたのを言ってみたら、採用となりました。実は私の誕生日です。3月7日。そのままでしょ?あまりひねりがない。でも、ウルトラセブン、エロチカセブン、女性セブン。○○セブンって言う響きが気に入ってたのもあって付けたんですけどね。少し時代感じますかね。誕生日が来ていくつになったかって?それは言えないでしょう。ウルトラセブンをリアルタイムで見ていたと言うことでかなり絞れるかな。えっ?ウルトラセブン知らない?昔から年より老けて見える私なので、想像している年齢より少し若くすると実年齢だったりするかもしれません。これ以上はうーん。ノーコメント。

うちの場合、少数派の女の子で、しかも長女。下にはさらに、娘が2人います。つまり、上から小6、小5、5歳の三姉妹。最近、三女はとても長女に厳しい。長女が「おかあさん」といっていつもすぐに私を頼ってくるのでそれがおもしろくないらしい。(長女は声も大きくって、独り言も多い)三女:「それは赤ちゃんだよ」とか「お姉ちゃん、うるさい」とか、もう本当にあんたのほうがうるさいよと言いたくなってしまいます。要は三女は自分が母に甘えたいだけのようです。そんな三女を少し甘やかしている私も良くないのかな?なんて思ったりもします。
土曜、日曜はこの二人が一緒にいる時間がいつもより長くて、バトルはいつも人形から始まります。 三女が人形(リカちゃん)を使って遊び始めると、きまって
 長女:「○○ちゃん、かしてね」
 三女:「今使っているのダメ」
 長女:「おかあさん」

これは、『妹が人形を貸してくれないから、妹に貸してくれるように言って!』と言いたいのだと思いますが、どちらかといえば長女のわがままですよね。
 私 :「○○ちゃんは今使っているからダメだって終わったら借りようね。」と言いますが、
 長女:「おかあさん」とすぐに言ってくる。こんなことを繰り返しているうちに、
 二女:「お姉ちゃん困ってるんだから貸して上げナ!」と言って参入。それでも、
 三女:「今私が使ってるの!!」とかなり焦らしてきます。実はもう自分でも飽きてしまいどこかに放り投げてるのに。その辺でやっと、
 私 :「投げてあるなら貸してあげな!」と言って長女の手に人形が渡ります。

長女も三女が使ってない時は人形に見向きもしないのに 人が使ってる物って魅力あるのかな?小さい時ってこういう時期がありますが、今そうなのでしょうか。姉妹がいるっていい影響も悪い影響もあるのでしょうが、本当にうちは賑やかです。二女は、かなり自閉症の姉のことを理解してくれているようですが、まだ5歳の三女はライバル心むき出しって感じで、ついバトルに発展します。

先日、親の会の有志でスケートに行きました。私も○十年ぶりだし、長女は初めての経験です。どうなるかなぁと不安だったのですが、私一人なら絶対スケートに一緒に行こうと思わないな〜というのもあって、これも経験だと思い参加してみました。小5の二女も行きたがりましたが去年の暮れに右腕を骨折してしまったこともあって、またあーなってはいけないと今回はうちでお留守番とあいなりました。

果たしてどうなったか…スキーのズボンをはいて、重装備です。スケート靴をはいてヨロヨロしながら氷の上へ…。もう二人ともヨロヨロ。ペンギンのようにヨチヨチ歩きです。手すりにつかまっているうちはなんとか立っていられたのですが、「さあ集まって」の声にリンクの中ほどへ行って立っていると長女が少しよろけた拍子にズッテーン!!二人ともしりもちをついて転びました。私はしたたかに氷に頭を打ってしまい。その痛いこと…。それから1時間、長女は氷の上で殆ど椅子に座り、私はヨロヨロとその椅子を押してました。はぁ〜重い、重い。

この日『6年生の最後の給食』と言うことでバイキング形式の給食でした。たくさんお皿にとって、おかわりもして1200キロカロリー以上食べたそうです。(どうりで、ぐえー、重いよぉ。)私はとても汗をかいてサウナに入ったようになりましたが、カロリー消費を期待した長女は汗もあまりかかず、それでもニコニコと帰りました。頭はズキズキ痛かったけど長女の笑顔を見るといい経験になったかな、と苦手な運動に挑戦して少し満足な私。

それにしても、運動オンチの血は争えない。
私が運動苦手なせいで娘たちは皆あまり運動は得意ではないようです。ごめんね〜。くすん。

そして、あんこ型の体型も瓜二つです。(ウーピーさんにも「二人似てきたねぇ」と言われました。)私も長女も運動不足ですね。主人には「そこの関取二人!!」と呼ばれる始末です。

そして、そして、万が一にも今度スケートをする時は私はフルフェイスのヘルメットを着用し、お尻にも座布団を付けましょうか。ハハハ。これ、半分真面目に考えてます。頭はタンコブ程度で済んだのでよかったんですけどね。子どもの時以来ですね。タンコブなんてできたの。冷やしたら、痛みも和らぎました。よかった。 そんな、あんこ型の長女もいよいよ小学校を卒業する時が来ました。過ぎてみれば長いような短いような6年間。いろいろあったなぁ。

はてさて、卒業式は?そして中学校の入学式はどうなる?中学校での生活は?

これは、次回のエッセイのお当番の時に書きましょうか…。

それではまたの機会にお会いしましょう。